1.2GHz映像無線システム(無人ヘリコプター用)
実用局適合仕様(平成19年度法令改正見込)のリアルタイム映像伝送無線機小型・軽量・高画質のアナログ映像が利用できるシステムです。
目視操縦1kmからプログラム飛行10km以上の無人機に搭載したカメラ映像を地上にリアルタイムで鮮明に伝送可能です。
遺跡撮影や災害地および危険地域での撮影・監視用無人ヘリコプターや無人航空機、カイト、及び建設機器の遠隔操縦用など幅広い用途でご利用いただけます。
※なお、本無線装置は無線免許が必要です。

  1.無線局免許
  2.無線従事者免許
特徴
・30秒/フレームの完全動画だから遅延の無い映像
・小型軽量を実現
  重量:送信機 約200g、受信機 約1400g
・高性能アンテナの選択が可能
  指向性及び無指向性で40Km伝送実績
・建設機器/監視ロボット/すべての移動体機器にも搭載可
使用上の留意点
1.
無線免許について
無人ヘリコプター搭載用1.2GHz帯映像無線システムは、使用されるにあたって無線免許の取得が必要となります。(無線免許をとらずに使用すると違法となります)なお、無線免許の申請手続については当社又は無人ヘリテレ推進協議会でも代行もおこなっておりますので、事前にご相談下さい。また、当社が無線免許の取得をお約束するものではありませんので、ご了解下さい。
2.
同一エリアでの使用数制限について
無人ヘリコプター搭載用1.2GHz帯映像無線システムの周波数は、1281.5MHz1波となりますので、同一エリアでの複数同時使用ができません。詳しくは担当者までご相談下さい。
送信機の主な仕様(実用局適用)
項 目
仕 様
形式
映像送信機
型名
WNF12TX
用途
業務撮影用
使用周波数
1281.5MHz
占有帯域幅
6MHz以下
電波形式
F3F アナログ単一チャンネル
最大送信出力
1W
出力インピーダンス
公称50Ω
方式
NTSCに準ずる
発信周波数制御
PLL方式
最高映像周波数
4.2MHz
映像変調方式
可変リアクタンス周波数変調
電源電圧
DC12V±1V
電源電流
約1A
出力コネクター
SMA-J
動作温度範囲
-10℃〜60℃(結露しないこと)
外形寸法
90(W)×130(D)×20(H)mm
※突起物は除く
重量
約200g
受信機の主な仕様
項 目
仕 様
形式
映像受信機
型名
WNF12RX
用途
業務撮影用
受信周波数
1281.5MHz(1チャンネル)
受信感度
-70dBm(カラー復調時)
アンテナ端子
N-J
アンテナインピーダンス
公称50Ω
ビデオ端子
BNC-J
ビデオ出力
1Vp-p 70 NTSC
電源電圧
12V
電源端子
キャノン3P
消費電流
400mA(最大)
ヒューズ
1A
動作温度範囲
0℃〜50℃(結露しないこと)
外形寸法
125(W)×210(D)×90(H)mm
※突起物は除く
重量
約1400g