2002年11月13日
AHS国際会議「Heli Japan 2002」開催される
テーマ「ヘリコプターの先進技術と救命・防災」
日本ヘリコプタ技術協会・日本航空宇宙学会
2002年11月11日〜13日 宇都宮市他
AHS国際会議が栃木県宇都宮市で開かれ、今回は「ヘリコプターの先進技術と救命・防災」をテーマに世界各国から約250名の関係者により日頃の研究成果と活動実績が報告された。
また、見学会では陸上自衛隊・県防災ヘリ・富士重工工業の航空機工場などの他、無人ヘリの実機飛行が展示され興味深いものとなった。特に無人ヘリのデモフライトでは。
ヤマハ、富士重工業などの無人機がその先進技術開発の現状と将来の可能性を示すデモ展示を行います。無人機の活躍する用途が広がり、監視・観測・探索など、ますます無人ヘリの重要性がアピールされはじめました。
SKYCLOPS TYPE-1
ファンテックワーナーグレイ空撮改造モデル。全長2300mm、高さ980mm、ぺイロード10Kg、ガソリンエンジン62cc、カメラ35mm、16mmVIDEO、スチールの各種を搭載し、標高1500mの飛行を可能。土砂崩れ、CM撮影、リアルショットの提供が実現
自動航行型 RMAX
ヤマハ発動機(株)GPSセンサーをジャイロセンサーを利用したセンサーフュージョン技術により速度・位置データを高精度に計算。全長3630mm、メインロータ3115mm、全備重量95Kg、プログラム飛行、自動帰還可
RPH 2
富士重工工業(株)RPH2A観測型、自律航行ヘリコプター、全長5300mm、メインロータ4800mm、全備重量330Kg、ペイロード100kg。飛行の安定性を高めるSAS(安定性増大装置)とAES(姿勢保持装置)を装備し安定性の良い飛行を実現した。