無人ヘリテレ推進協議会(会長:尾崎 裕章、顧問:河本 三郎)は14日、無人ヘリなどに実験運用していた1.2GHz映像無線機の実用化に向けた開発に着手したと発表した。
これまで、1.2GHz映像無線機は使用目的を限定された実験局として無人ヘリテレ推進協議会を中心に運用されていたが、今回総務省との協議を経て、平成18年7月12日付けで平成19年度実用化の目途で新規格無線機の予備無線局免許の交付を受けたもの。
製作は従来の無線機を供給していた、ウィンテル鰍ェ担当し、新規格仕様の無線機は本年10月には完成の予定としている。
1W出力のリアルタイム映像が、無人航空機・観測機器・車輌等などの移動用途としても運用範囲が拡大され、大幅に活用が期待出来る。新規格では、災害・防災・監視を想定した携行用小型・軽量化(100g以下)の開発もあわせて進め、現在の実験局の廃止時期と併せ実用化を急ぐ方針。
問い合わせ:ウィンテル株式会社 TEL.03-5979-5801