2006年10月13日
第4回研修会開催レポート
 
●総務省講演会
 
●新規格無線機展示コーナー
第4回定例研修会を10月13日、東京新橋航空会館で開催しました。

今回の研修会では、協議会設立の重要課題である『実験局』無線免許の『実用局』移行が来年度進展する目途が総務省から示されたことを受け、1.2GHz帯を利用している無人ヘリ関係者以外、ゼネコン・航空会社・無人機開発会社など40名の参加者となりました。
現在、1281.5MHzは無人建設機械や監視機器にも搭載されていますが、協議会の働きかけにより利用用途の制限も緩和される見通しに関心が集中し、実用化される新規格の無線機も展示されるなど盛会な研修会となりました。

研修会では、総務省移動通信課から工藤係長のご講演をいただき「最近の電波政策動向と1.2GHz実用化について」では詳細な資料と解説がなされました。
来年度の法令改正手順や無線従事者の取り扱い拡大などのほか、参加者からの質問に貴重なご回答をいただきました。

会員の事例発表では、自動制御の工夫と実用実験報告(和歌山大学 三輪氏)、撮影写真によるリモートセンシング技術活用と地域での電波法遵守の活動(ダイイチプラニング 内生蔵氏)、1.2GHzの実用局移行と新規格無線機デモ展示(真壁事務局長・ウィンテル 荒井氏)、無人ヘリ展示(粟田商事 粟田氏)など活発な成果が披露された研究会となりました。

河本顧問(井上秘書)、尾崎会長、湯地監事のご挨拶の中でも、協議会が目指した実用局移行が現実のものとなり、無人ヘリによる空撮業界の発展のため、ますます免許取得業者の育成と法令遵守を推進していくことが確認されました。

実用局移行に関するご質問は、ウィンテル株式会社内「無人ヘリテレ推進協議会」事務局までお問い合わせください。

連絡先 : 03-5979-5801
以上