第6回定例研修会を10月17日、東京新橋航空会館で開催しました。
今年の研修会では、平成19年度に1.2GHz帯映像伝送用実験局が法令改正され、『携帯局免許』の交付と実験局からの申請変更手続きの方法などがメーンテーマに報告されました。
携帯局は申請から5年間有効期間
6MHz帯実験局は携帯局 新規開設申請で対応可能
・電波法 『簡易な免許手続きを行うことができる無線局』該当
会員各位の免許種類により,申請方法を検討して経済的で効果的な携帯局移行の対策を実施してまいります。
会員の事例発表では、1.2GHzを用いた映像・データ伝送長距離実験の報告(宇宙航空研究開発機構 松田氏)、デジタル写真の活用方法(T・スクエア津田氏)、遺跡撮影でのラジコンヘリの注意点などの課題(奈良文化財研究所 中村氏)、簡易装置による制御開発の状況(徳島大学院 三輪氏)、1.2GHzの携帯局移行に伴う会員への取り組み(真壁事務局長)の他、制御搭載の無人ヘリの展示などが30名ほどの皆様に披露されました。
尾崎会長からは、会員の携帯局移行の費用軽減やプロ撮影事業者の要件や無人機の産業用規格化など業界の発展につながる取り組みが提案されました。関東副会長も挨拶され、研究会の更なる情報発信の大切さや適法無線機の利用促進をはかり電波法遵守を推進していくことなどが報告されました。